まだ、GAFA等プラットフォーマー礼賛の頃、丁度、1年前に、プラットフォーマーの競争力は、規制次第であり、独禁法、課税、個人情報保護などで、大きく変わるだろう、と書いた。
https://www.circle-cross.com/2018/03/31/プラットフォーマーと寿命と独禁法そして個人情報保護など解釈/
その後、この1年は、逆風の嵐であり、連日のように、報道が相次ぎ、規制コストアップも厳しくなりつつあるようだ。逆にいえば、要は、ビジネスモデルが早すぎて、規制が追いつかなかなかった、ともいえる。経営重心的に言えば、規制の時定数より早く回せば勝てるのだ。
さて、日本でも2018年7月から経産省、公正取引委員会、総務省による「デジタル・プラットフォーマーを巡る取引環境整備に関する検討会」が開催、12月に中間論点整理と基本原則が公表された。検討会委員は、法律家と経済学者が中心。http://www.meti.go.jp/press/2018/11/20181105005/20181105005.html
アンケート結果も出ており、問題が多く、規制強化のような結果となっている。