新年度を間近に、メモリ市況の底打ちタイミングが気になるが、足元は、NAND、DRAM共に、価格下落が続いており、今になって、在庫が半年等の憶測も出ている。
マイクロン決算
その中で、マイクロンが、3月20日に、Q2決算(12-2月期)を発表した。Q1と異なり、完全にメモリ市況が悪化したタイミングであり、注目すべきだろう。
2Qは売上5.8bil$(1Q7.9bil$)、GP率50%(同59%)、OP2110mil$、Opm36%(同3867mil$、49%)だった。売上はDRAM64%、NAND30%、ASPは夫々、q/qで、20%前半、20%半ば下落。2月末の在庫日数は134日と過去最高水準に増加。
3Qガイダンスは、売上4.8bil$、GP率37-40%、DRAM、NANDともウェハ投入約5%削減、2019年Capexは年間9〜9.5Bil$から9Bil$へ減。DRAMビット成長は、需要が10%半ば弱、供給が10%半ば強、、NANDは需要30%半ば、供給が30%後半。なお、NANDは96層で高歩留まりスタート、QLCも始まる。3D-Xpointも年末サンプル出荷へ。
2Qでの高水準のGPは驚きだが、同時に過去最高の在庫水準も驚き、なお、調整は続こう。
韓国勢は減産早いが中国も出てくる