サムスン電子の発表によると、1~3月決算はOP6割減益の6.2兆Wのようだ。DRAM中心に半導体の失速が大きく、回復時期もトーンダウンという。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43366910V00C19A4MM0000/
1月13日の予想では、6兆Wであり、ほぼ予想通りであり、サプライズはない。年間でも大幅減益は不可避だろう。https://www.circle-cross.com/2019/01/13/サムスン4q決算は2年ぶり減益-今期は年間でも減益へ/
日経では、4月6日朝刊で、「サムスン減益、反抗に影」と題し、その理由を、機能偏重、コスト高、カリスマ不在、と批判し、日本の電機衰退と重なるとコメントしている。
確かに、カリスマ不在などはその通りだが、むしろ、経営重心において、なお、カリスマトップダウンに依存するポートフォリオのままであったことや、業界全体が栄えるより、自身だけの利益最大化を重んじるエコシステムという発想が課題であろう。
https://www.circle-cross.com/2016/09/14/2016年9月14日-サムスンの経営重心-から複写機事業売却を考察する/