4月26日10時半開催の決算および新中計説明会に参加、質問もした。説明は、濱田社長、窪田CFO、5G関連銘柄として注目されていたようで、会場満員、質疑も多数。濱田社長からは、2月のバルセロナMWC報告もあった。
業績は上ブレ、今期は慎重
2018年度は受注1008億円、売上980→997億円、OP110→112億円、NP85→90億円と上ブレ。前年比増益はほぼ5G効果。
主力のT&Mは4Q受注188億円、売上196億円、OP29億円、q/qで3Qの40億円から減益だが、R&D費が4Qに偏る上、MIXも悪化した。
2019年度は受注1020億円、売上1020億円、OP100億円、NP75億円と増収減益と慎重な見通し。R&D120→133億円など増加。T&Mではモバイル比率は前年同様53%程度を見込み、5Gが60%、LTEが40%と逆転、ほぼ開発用が100%。為替は105円/$、125円/€と前年の111円/$より円高想定。
GLP2020は順調
GLP2020では、2018年度計画の売上920億円、OPM7%に対し、997億円、OPM11%と上ブレ、2020年度は売上1050億円、OP110億円(OPM14%)、株主資本コスト想定7%を上回るROE8%へ。
MWC2019報告と5G動向
濱田社長からの2月開催MWC報告では、5Gスマホが、サムスン、LG、ZTE、TCLより、フォーダブルスマホが、ファーウェイ、サムスン、TCL(但しヒンジ型)から出展され、注目されたそうだ。
5Gユースケースでは、xR(AR、VR、MR、SR)が目立つ(MRはMixed R、SR Substitutional R)。アンリツブースでは、チャンバーなどフル展示で、100社とF2F会議、Qコム等とテスト接続デモ。