5月13日16時半より開催された、マスコミ合同の決算説明会に参加、質問もした。説明は、鎌上社長、星CFO、等、質疑対応も同様。業績動向もあるが、新札対応など、中期の見方もあった。
業績2018年度は上ブレ、2019年度は攻めで増益
年間では、売上4400→4415億円、OP150→175億円、NP50→84億円は不変。
OP25億円の上ブレのうち、セグメント別では、好調なITが7億円、メカトロがブラジル赤字ながら縮小で健闘し11億円、プリンターやその他も改善。OP外でブラジル減損35億円。
2019年度は、売上4500億円、OP185億円、NP140億円。
ITは増収ながら横ばい圏、メカトロが減収ながらリストラ効果もあり増益、新市場転換のプリンターやEMSも増益。OP外ではリストラ損等がなく、NPが大幅増益へ。
CAPEXが142億円から一気に200億円だが、新製品向け金型の他、エッジ関連や海洋も増える。ソフト投資も多い。R&Dも強化。
IFRS対応や新リース会計の影響はNA。
中計に向け
2019年度は中計2019の最終年度だが、ペーパーレス、キャッシュレス、DXなど、環境変化はあるが、IOT社会はOKIの強みを生かし、特に、エッジ向けでは、ネットワークの総合的技術や広範なセンサー等の技術が生かせ、優位だという認識のようだ。