2019年5月13日16時半より、決算説明会に参加、質問もした。説明は、業績に関して、増山専務、中計・経営に関し、登坂社長、質疑には、佐瀬氏、IR木本氏なども対応。MLCCなど市況も含め、村田と対照的。上方修正された中期計画への質問も多い。
業績上ブレ
2018年度通期業績は、売上2710→2743億円、OP300→352億円、NP210→237億円、と上ブレ、売上とNPは過去ピーク。
2019年度は、売上2900億円、OP380億円、NP250億円、増収増益、クルマや基地局やデータセンタ向けが伸びる。
コンデンサ市況
コンデンサ市況について、ユーザーの在庫は業界で偏りが大きい。データセンタに大そうだが、7月以降、ユーザー受注増加もあり、下期期待。クルマ向けには過剰在庫は無いようだ。
2020年度目標は利益上方修正
中期経営方針の方向性は不変で、引き続き、3つのモノと1つのコトに注力し、高収益化を図る。2020年度業績は、売上3000億円はこれまでと不変だが、OPMは10%から15%へ、ROEは10%から10%以上へ上方修正。売上構成比も、現在のクルマ15%、ITインフラ産機24%を、それぞれ25%、計50%へ。