5月30日10時より、決算と中計説明会に参加、質問もした。併せて、70周年記念のセミナーやパーティも開催されたが、時間の都合で、参加はしなかった。プレゼンや質疑は、会長になる栗原氏と、新社長で中計を策定した大井氏であり、デビュー。
決算は産機が好調
2018年度業績は、売上1100→1113億円、OP52→67億円、NP40→59億円と上ブレ、売上、利益共に過去最高更新。中計Triangleの最終年度で、売上は目標の1200億円に一歩及ばなかったが、経常利益70億円は達成したのは立派。
2019年度は、売上1190億円、OP71億円、NP50億円。増収増益だが、繰越欠損一巡で税負担発生。セグメント別には、2018年度から2019年度にかけ、理科学が、売上776→798億円と中国大学向け等により増収ながら、OP39→32億円と減益は、R&D負担増。同様に、産機は、売上166→221億円、OP50→68億円、マスクライタ好調、Opm30%と高水準。
中計は2021年度に経常利益100億円へ
新中計は、70年目の転進、アカデミックから民需として、①計測分析技術強化、②半導体や産機などの成長市場シフト、③モノからコトへ、④積極的投資、だ。
2021年度に売上1340億円、OP99億円、RP100億円の大台へ。自己資本比率40%、ROE10%以上を継続的に維持、セグメント別は、理科学が売上882億円、OP44億円、産機が売上278億円、OP84億円、医用が売上180億円、OP20億円、なお、全社共通費用が49億円。全体のR&Dは84億円(7%)へ。
R&D強化とセグメント別Opmバラツキあり