MOT社会人学生向け各自の自己紹介

 

MOTでの必修科目「イノベーションを生む企業文化(文化とあるが、元々の英語の授業名は、オープンイノベーションエコシステムであり、いわゆる企業文化の話ではない)」で先日、1年生全員の約50名を対象に、自己紹介をしてもらった。これに関連して、幾つか紹介したい。

 

180分講義だが、50人なので、発表2分、質疑も含め1分、計3分であれば、150分、多少、余裕を見たつもりだったが、実際にはややオーバーだった。1人ずつ、PC操作をさせると接続や準備で数十秒かかるので、全て、事前のアンケートを踏まえ、発表資料はこちらで準備し、発表者は順番に並ばせ、質問も自由だと、時間がかかるので、自分より2人前の発表者が質問をするというような、やり方にした。

 

自己紹介の内容は、①自身の氏名と所属や業務内容、②自身が起こしたり関わったり/起こしたいイノベーション、③好きなイノベーションやイノベーター、④自身でのイノベーションの定義(一般的なものでも、個人的なものでも構わない)である。これは前週に、確認テストと併せて、紙と鉛筆で所定の用紙に20分程度で記入させ、こちらで、パワポ化した。

 

それから、自己紹介の後に、ホワイトボードに、縦軸をレベル(能力、報酬、志、など何でもいいので、自己認識を)、横軸に自分の意識が、立身出世・活躍・金銭か、自己満足・自己実現・マイペースか、として(下図)、自分の位置を、マジックで、記入してもらった。

 

 先週に行った確認テストは、いわば、MOTやイノベーションの常識のチェックである。MOTは決して、知識を問うものではないが、最低限のキーワードは、前提となり、こちらも、どの程度の知識があるかを、頭に入れ講義を進めたいからだ。また、同じテストをすることで、毎年のレベルのチェックにもなるだろう。