日清紡グループのプライベートショーが9月11〜13日に、東京会館で開催され、11、12日に見学した。同社は、今や、かつての上場企業である日本無線や新日本無線などを中心エレクトロニクス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維を事業とする「環境・エネルギーカンパニー」のグループであり、日清紡HD誕生10周年を記念して、モビリティ、インフラストラクチャー&セーフティ、ライフ&ヘルスケアをコアとした同グループの未来像を表現したもの。グループとしては、HD、日本無線、新日本無線、リコー電子デバイス、長野日本無線、NJコンポーネント、上田日本無線、日東紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、南部化成、日清紡テキスタイルであり、100近い展示コーナー、テーマをレゾナンス・テクノロジー、共鳴という用語を使っていたのはセンスが光る。
おもてなし
来場者は、同社の幅広い顧客であり、同業者も多かった。アナリストや銀行関係はちらほら、マスコミは目立たなかったし、報道も無かったようだ。
展示
展示は、グループ別、テーマ別であり、実機の他、わかりやすいパネルがあり、分かり易かった。全部で、特別コーナーも含めると98展示であり、1/3から1/2に絞ったそうだ。
企業別と分野別
展示を会社別に単純カウントすると、JRCが24、次いで、日清紡ケミカルが18、NJR(新日本無線)は12、リコー電子デバイスが8など。JRC、NJRなどは、上場企業であり、CEATEC等展示で知っている内容も多かったが、ケミカルや南部化成等は、初めて知る内容が多かった。
注目展示
今回、注目したのは、ヘルスケア関係と初めて見る材料系である。