京セラ上期決算(11月1日)説明会参加

 

さる11112時半からの決算説明会に参加、質問もした。プレゼン、質疑は谷本社長、青木CFOも参加。業績以外にも、M&ACEATEC展示など話題が多いのに、質問が意外と少なかった。谷本社長は、日経新聞夕刊の「私のリーダー論」に88日と15日に掲載された。特段、注目すべき発言は無かったが、通常、決算説明会等で受けるのと、異なる印象を受けたことを覚えている。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO48353950Y9A800C1EAC000/

 

 

2019年度は上期減収減益ながら課題事業は改善、通期は不変

 

 上期は売上7991億円、OP603億円は横ばい減収、産機クルマ、デバイス中心に減益、課題事業の有機材料、通信は黒字基調、ソーラーも赤字縮小。

 

年間の売上1.7兆円、OP1400億円、税前1800億円、NP1200億円。CAPEX1200億円、Dep650億円、R&D800億円は不変だが、産機クルマで137億円、デバイスで155億円の下方修正、通信で17億円、本社で275億円の上方修正。

 

 

中期は5Gと環境エネルギー

 

 中期では、5G向けインフラ部品、宇部興産とRFテックを設立、環境エネルギーではサービス事業と新型であるクレイ(粘土)型のリチウムイオン蓄電池や燃料電池を強化。

 

 5G基地局やインフラ向けはMLCC、セラミックフィルター、光通信セラミックパッケージが大きく伸びる。PHSでは基地局を手掛けたが、5Gでは通信キャリア向け基地局そのものはやらないが、アンテナやモジュールは、やり、産機やデバイスセグメントに入る。

 

 

ディスプレイ事業

 過去は、リストラで黒字化、最近、CEATECでμLEDなど展示もあった。