ニコンの上期決算と中計進捗、DMG森精機との提携発表に関してのマスコミ合同説明会が、11月7日16時45分より開催された。プレゼンは、決算は、岡CFO、中計は、馬立新社長、その他、萩原、池上、奥村の各氏が出席、DMG森精機側の出席はなかった。赤字となったデジカメの抜本改革と新規事業である光加工機が焦点。企業文化も異なるDMG森精機との提携も試金石となろう。
年間業績修正
2019年度上期業績は、売上2900→2910億円、OP150→175億円、NP130→163億円と上方修正、デジカメ不振だが、精機が半導体の上ブレがFPD下ブレを補い健闘。
2019年度通期は、売上6700→6200億円、OP520→200億円、NP420→170億円と大幅下方修正、デジカメがOP120→赤字100億円、数量減で稼働率低下に加え、ミックス悪化、精機もサプライヤーが台風被災で出荷が延期となり、OP560→510億円へ。
デジカメ部門見直し中計ではビジネスモデル変化か
今回、大幅下方修正の中で、デジカメ事業の問題が、明確に認識された。
光加工機とDMG森精機との連携
前回、5月の本決算での中計でも紹介された露光装置の展開である光加工機は期待される。