新電元の上期決算と中計説明会(11月11日)~創業70周年

 

111115時半〜の決算説明会に参加。鈴木社長による業績説明と、技術開発センターの佐々木氏がR&Dについて紹介。質疑は、社長の他、根岸専務、田中常務、受川氏、佐々木氏等が対応。業績は厳しいが、創業70周年でもあり、新技術紹介、朝霞に新事業所建設やM&Aなど発表等、前向きの動き。

 

なお。今回から説明会のプレゼンの様子をHPビデオ掲載。https://www.shindengen.co.jp/ir/

 

業績

 

 2019年上期は、売上454455億円、OP510億円、NP59億円と、86日に、上期、通期共に、下方修正した数字よりは、上ブレ。当時、2QOP赤字想定だが黒字維持。

 

 2019年度は、売上977941億円、OP3315億円、NP2814億円と、更に下方修正、半導体は回復せずとの前提。セグメント別は、期初比では、デバイスが売上340320億円、OP261億円、電装が520523億円、OP10052億円、4輪伸びるが利益貢献少なく、アジア通貨もマイナス。

 

研究開発体制

 

R&D体制は、主に基礎研究および応用 技術開発を担当する技術開発センターと、商品開発を担当する各事業 部門およびグループ会社の設計・開発部門で構成。技術開発センターには主要事業領域に新たな技術を移管していく取組み。概ね、1-2年後の事業化が多い。

 

CASEに向け、ソフトハウスのヘスメスをM&A

 

なお、2019118日付で、ソフトウェア開発会社である株式会社ヘルメスシステムズをM&A、子会社化。CASE化で、幅広い分野においてソフト技術の重要性が高まり、強化するため。

 

朝霞に新棟を建設

 なお、既に発表されているが、朝霞に新事業所建設の詳細が紹介された。