東芝R&D説明会(11月28日)に参加

 

去る1128日に、アナリスト、マスコミ向けに、東芝の技術戦略とCPS戦略に関する説明会と展示会が開催された。前半は、R&D担当の斉藤CTO専務、後半は、デジタライゼーションCTO山本宏氏。CTOが二人体制は珍しいが、現状の東芝においては、いい試みだろう。なお、説明会では、音声認識技術を使って、スピーカーの話がディスプレイにリアルタイムで掲示された。

 

 斎藤氏のR&Dに関する紹介は昨年度とほぼ同様。異なったのは紹介技術の内容。昨年より一層、CPSテクノロジーを強調、「現有する事業コンポーネントを、R&D/オープンイノベーションでEdge化し、IoTアーキテクチャを通じて、新たなサービスを創出」を打出し、高知能化技術とEdge化技術が鍵だとした。

 

 

 

山本氏のCPSの話は、昨年度の「弁当箱モデル」から、進展があり、オープン(協調)・クローズ(競合)戦略を併用するT字型モデル、クラウド・オンプレの違いによらず使えるコンテナモデルが紹介された。