景気の5G期待が大きいが、世界のスマホ市場では、2020年の端末の5G対応機種比率は、25~30%にもなる模様だ2023年には、過半まで上昇、スマホ買換えを促進しよう。ただ、基地局などインフラ対応はこれからであり、更に、多くが、サブギガ対応でミリ波対応は少ないだろう。サービスは、高速伝送で、2021年、低遅延や多点同時接続は、それ以降だろう。
上位3社のアップル、サムスン、ファーウェイで比率が、やや異なるが、合計で2.8~4.1億台、平均すると3.5億台であり、2019年の14億台弱から、2020年を横ばいとすると、25%となる。この3社では、ファーウェイが強気であり、スマホ全体でも、5G機種台数でもトップとなりそうだ。
OLEDとFODが連動
注目点は、5Gという通信機能だけでなく、OLEDならではの指紋認証を取り入れ、また、TOFセンサ、三眼カメラが入るモデルとなる。
OLEDによる指紋認証は、FOD(フィンガーオンディスプレイ)といい、OLEDの画素の下に、CMOSセンサを入れたもので、LCDと異なって、自発光で、バックライトがないOLEDならではの技術である。