ロームの3Q決算が2月4日に公表された。2019年度は売上3650億円、OP270億円、NP220億円で不変。コンセンサスより良かったようだ。
しかし、そんなことよりも、重要かもしれず、コメントしなければならないのは、1月24日に公表された創業者である佐藤研一郎氏の死去だろう。1月15日の88歳だった。
同じ京都の部品メーカーの創業者でも、日本電産の永守氏と真逆に、決算発表だけでなく、マスコミや投資家アナリストの前に姿を一切見せなかったので、多くの投資家アナリストには感慨が薄いかもしれない。