太陽誘電3Q決算(2月7日)説明会

 

太陽誘電のテレコン27日に参加した。いつも通り、参考資料にそって、増山氏が説明後、質疑だが、いつもより、多くはなかった。フェライトがサプライズだが、アナリストの質問はなく、相変わらず、MLCCに寄っていた。コロナウィルス影響は春節明け不透明。

 

業績上ブレ

 

2020年度3Q業績は、売上722億円、OP94億円、は、2Qに引き続き上ブレ、今回は、上ブレの背景は、フェライトが健闘。台風影響で福島の工場冠水は、保険金10億円、機会損失も含め30億円特損だが、4Qに少し保険金が出そう。なお、工場冠水で影響を受けたインダクタは、在庫や代替品で対応、既に回復し、シェア影響も無かった。年間は売上2900億円、OP380億円は不変だが、コロナウィルス影響が軽微なら、上ぶれ期待、売上3000億円、OP400億円に、どこまで近づけるか。