ウイルスの温度と湿度の依存性~むしろ紫外線

 

肺炎やインフルエンザが、高温多湿の夏場に、沈静化することもあり、ウイルスが高温多湿に弱いという可能性がある。そこで、少し調べてみた。家庭の感染予防対策というサイトがあり、ここで、分かり易く紹介されている。https://kansenyobou.net

 

このサイトによると、この根拠の最も有名な一つが、1961年にG.J.Harperらによって発表されたsurvival test with for virusesAirborne micro-organisms: survival tests with four viruses

 

紫外線との関係

 

温度や湿度なら、もっと高温多湿の体内では、なぜ感染が増えるのかという事実と矛盾するので、むしろ、紫外線の影響が大きいかもしれない。確かに、紫外線で、260nm前後の波長は、殺菌線と呼ばれ、DNAに吸収され、細菌やウイルスのDNAを破壊する。そこで、気象庁の月別の紫外線のグラフを示すと、東京では、5-8月が強い。また、感染が広がっている北海道は低い。グラフにして、温度や湿度と同様だが、相関性を調べると、温度や湿度がR20.9だったのに対し、0.55ではある。ただし、科学的な論拠としては、「太陽が近くなる⇒紫外線増加(気温も高くなる)⇒ウイルスDNA破壊、はもっともだ。

 

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出所:筆者作成