ZOOM会議の毎日

緊急事態宣言以降、大学の方も、企業もテレワークが一気に進み、日々、ZOOM会議である。自宅は31Fでオフィスが14Fにあるので、エレベーターでおり、部屋に籠りきりになる。大学の正式な教授会、学生との個別面談、ゼミ運営、外部の方との面談など様々だが、移動時間がないので、毎日、30-2時間程度を10-15件程度こなせる。下は、ジャージズボンだが、上はYシャツである。ずっと姿勢を固定して、眼を酷使し、腰も痛くなる。1時間毎に、背伸びと体操をするが、それでも、9時頃から、21時を過ぎると疲弊し、頭が痛くなる。社会人学生も、テレワークで、朝から晩まで似たような状況であり、皆、眼を腰にきているようだ。先週からは、タクシーも電車も控えている。空いていても、都内は、コロナウイルスだらけのようだからだ。当然、会食や外部の飲食も危険で、弁当が多くなる。運動不足になるので、昼に弁当を買いに行き、隅田川ヘリを散歩し体操をする。弁当を渡され、コンビニ買い物でも、お釣りやカードを触れば、アルコール消毒、エレベーターのボタンを押しても、消毒、帰っても、行動毎に、消毒とウガイをする。先々週までは、地下鉄に乗ったあとは、カバンや服にも消毒、靴の裏も消毒、新聞紙や宅配便も消毒、1-2分であっても、無駄な時間を費やしている。興がのれば、夜の3時、4時まで仕事をすることもあったが、夜中が一番、免疫力が落ちるので、必ず1時には寝ている。とにかく、健康に気を付けているが、スマホからは、感染ニュースが流れ、滅入る日々である。

テレワークやZOOMに慣れてくれば、また違うのかもしれないが、簡単な説明や自己紹介であれば、いいが深い議論や、複数での議論には、隔靴搔痒の感が強い。最初は物珍しく、面白かったが、実際に仕事となると欠点も目立つようになる。

こちらの回線は太いようだが、大学側や、場所によると、時々、混んでおあり、画面が固まり、音声が聞こえなくなる。特に、9時とか、10時とか、11時とか、一斉に会議を開始するのだろうか、しょっちゅう落ちる。4月からWeb授業を開始した、ある大学では、回線がおち、中止したようだ。これで、今後、一斉に全国でZOOMになるとどうなるのだろか。自宅待機やリストラも増え、暇なハッカーも多く、ハッカーメールも増えているという。

 

ほんの2-3か月前の普通の日々がウソのようであり、今がSFの世界のようであり、見える世界が、ZOOM世界が多くなると、リアルとバーチャルが混乱しそうであり、今の日々が、やや長い悪夢のようでもある。