コロナウイルス~温度湿度紫外線の効果が議論されないのか

 

コロナウイルス感染に関して、人々の行動や、マスク、BCG、新薬の可能性など色々な要因が話題になっている。その多くが、「専門家」により、「科学的なエビデンスがなく、仮説にすぎない」と言われている。確かに、その通りではある。しかし、専門家の分野により、「科学的なエビデンス」は異なるだろう。例えば、社会科学で、統計分析で有意であればエビデンスがあるとされるが、医学では、実験して確認しないとエビデンスにならないというだろう。それゆえ、本来は、異なる専門家が枠を超え、多様なアプローチを共有し、複眼的、総合的に検証し、対策を建てることが重要であり、一つの権威だけに依存してはならない。

BCGなど統計的にも有意に見えるし、今回のウイルスではないが、温度湿度紫外線は、統計的にも有為であり、紫外線の効果は同じRNA型であれば、関係が深いだろう。報道等を見る限りでは、温度湿度には、専門家もある程度、可能性を示唆しながら、言葉を濁し、突っ込んだ議論がない。

 

紫外線に至っては、なぜかコメントも少ないようだ。しかし、紫外線は、医学者も含めた論文も出ており、ウシオ電機、スタンレー等では、製品化も進み、広島の病院では、海外製品が使われている。中国では、紙幣の殺菌に使われ、簡単なものは市販されている。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58269730Q0A420C2TJ2000/

 

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57791900X00C20A4DTA000/

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56877530X10C20A3000000/

 

時々、通っている中国系のマッサージ点でも、使われている。もちろん、強い紫外線は肌に有害であり長時間の使用は危険だろうが、会議室や自宅でも部屋を決めて消毒したり、コンビニのレジ等に使えば、有用ではないか。

 

ここまで、出ないのは、①当たり前すぎる、②全く出鱈目で無視、③真実だが都合が悪い、などだろう。しかし、①の当たり前としても、知らない庶民は多く、関連企業の株価が上昇しているのは、知れ渡っていない証拠であり、②ならば、関連製品は虚偽広告であるし、中国で広く使われていること等が、説明できない。ならば、可能性は③であり、むしろ、偏った専門家だけの意見に依存しているからだろう。平時でないが故に、より、総合的な議論を望みたい。