4月27日16時半〜17時半、アンリツの初めてのネットによる決算説明会開催に参加した。資料の画面その他あったが、質問などは、多かった。ただ、会場の雰囲気などは不明。プレゼンは、窪田CFO、5Gに関し、濱田社長。
業績はコロナの影響あるが上振れ
2019年度は、売上1050→1070億円、OP155→174億円、NP110→134億円、と上振れ。受注も1077億円と高水準だが、3Qの239億円に対し、4Qは251億円とやや失速。モバイルに占める5G関連は、80%、採算もよく、OPM改善。コロナの影響は、4Qに20億円程度。また、3GPPリリース16規格化が3か月遅延、関連需要が2020年度へ。競合のローデの動きは小さい。懸念されたサプライチェーンの問題はそれほど大きくなかったようだ。
今期は2Qボトムに回復前提で増収見込み
2020年度は、売上1100億円、OP175億円、NP135億円と横ばい計画。1Qは、受注が中国回復も欧米落ち込み厳しいが、受注残もあり、業績は2Qに影響し、ボトム。コロナは、グローバルで上期収束し、空輸も含めサプライチェーンや対面商談も可能になるなど、平常化を前提。