ブラザー決算ZOOM説明会(5月11日17時より)に参加。ブラザーは久しぶり。プレゼンは、決算が、財務担当役員の伊藤CFO、中計とコロナ影響が佐々木社長。
コロナ影響で、オンラインやテレコンが増えているが、ZOOMによる説明会への参加は初めてである。参加者は60人以上おり、参加者の名前も出て、よりリアルな感じがする。やや、質疑での指名には時間がかかる。
4月末からの決算説明会では、マスコミで報道される厳しさとは違って、NIDECやTELなど半導体やデバイス関連の強さが、マクロとミクロのギャップを感じさせるが、ブラザーは、プリンタ、カラオケ、ミシン、工作機械、などと多様であり、コロナ影響が各セグメントに典型的に出てくる。
2019年度は4Qが健闘
2019年度は減収減益ながら、コロナ影響がプラスもあり、意外と健闘。売上6373億円、OP673億円、NP496億円。中国でのコロナ影響がサプライチェーンで懸念されたが、軽微。OPでは、コロナ影響がプラス47億円、消耗品など在庫積み増し、テレワークでのSOHOなど個人のプリンタ需要増、経費未使用分も多い。カラオケは2月以降、厳しいがコスト削減が効いた。
2020年度は非開示
同社は、コロナ影響が、マクロの厳しさとマッチングしている。コロナの収束と影響が不明だとして、計画非開示だが、厳しそうだ。