ニコンWEB決算説明会に参加した。マスコミと投資家アナリスト共同。役員の映像とプレゼン資料がリアルタイムで配信され、質疑はメールで送付、司会者が紹介し、回答する形式。プレゼンは、馬立社長、質疑は、映像の池上氏、徳成CFOなど。今期見通しは非開示だが映像が4月80%減など厳しそう。
業績
2019年度は売上6200→5910億円、OP200→67億円、NP170→76億円、FCF150→赤字48億円と下振れ。
2020年度見通しは非開示。
AC時代と中計進捗
中計進捗では、精機とヘルスケアは、概ね予定通り、映像は安定的なOP200億円が厳しく、広告宣伝費大幅削減や生産キャパを適正ベースにするなど構造改革。
新規成長分野の材料加工では、第一弾のアダプティブ加工に加え、第二弾のRemoval加工(きさげ加工の代替など)、第三弾のRiblet加工(流体の抗力低減で1兆円市場)があり、ベンチャーとの連携、受託サービスのための顧客PF提供などが紹介された。
AC時代の明確なビジョンは特に開示は無かったが、デジタルマニュファクチャリング、サービスロボット、ビジョン、人と機械の協調型、ヘルスケアでは、再生医療以外にも、期待できそう。