去る5月26日16時より、質疑応答テレコンが開催され、参加した。WEBで5月21日に開示、社長がプレゼン。これを踏まえ、中川CFOの要点プレゼンの後、質疑。こういう形式もあっていいだろう。通常より、プレゼン資料は充実。2019年度のコロナ影響は軽微。2020年度業績予想は非開示だが、10%減収、OP33%減益の可能性とした。質疑はそれほど多くない。
業績は過去ピーク
2019年度は、売上4000→3956億円、OP200→217億円、NP120→137億円。売上では中国でコロナ影響があったものの軽微。OPは経費減と鉛売価アップ効果が数量減を上回る。セグメント別には、産業用が発電、データセンタ向けに好調。車載用LiBは、ハンガリー工場立上げとプラグインハイブリッドが厳しく、赤字。
業績開示と中計
2020年度業績計画は非開示だが、コロナ影響上期中収束前提で「売上1割程度の減収、営業利益は約1/3程度の減益幅となる可能性」と開示。1Qは30-40%減、上期10%減、下期は平常でy/y横ばい想定か。
中計も、2021年度を2022年度と時期を変更したうえで、売上4600億円、OP280億円、ROE8%以上。