ここのところ好調だったメモリ市況の今後に暗雲が垂れ込めてきた。コロナ影響や米中摩擦は、これまでは、前者はデータセンター投資、後者はファーウェイの在庫積み増しというプラス面が出ていたが、これらは一巡、むしろ、マイナス面が顕在化するかも知れない。
DRAM、NAND共に軟化。日経の市況欄7月13日付けも、DRAMではDDR4の8Gb品の大口契約価格が6月は、m/m7%安の3.1ドル、4Gb品も約5%安の2.2ドル。NANDも、256GbのTLCは、m/m7%安で4ドル割れと報じられた。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61377590Q0A710C2QM8000/
注目すべきは、米中ハイテク摩擦が、ファーウェイに及ぼす影響だ。