7月28日15時50分から、キヤノン2Q説明会テレコン。初の四半期赤字となり、また、本決算後、1Q時点で未定となった今期業績を開示。
業績2Q赤字、通期は大幅減
2Qは売上6733億円、OP赤字178億円、NP赤字88億円、コロナ影響は、売上2100億円、OP700億円、オフィス赤字、イメージングは、カメラは厳しそうだが、インクジェットがテレワーク需要があり、辛うじて黒字、産機は需要強いが渡航制限あり、赤字、メディカルのみ増益。
通期は、売上3.08兆円、OP450億円、NP430億円、為替下期は105円/$、118円/€。OP下期300億円弱と回復期待。コロナ影響は、売上4800億円、OP1700億円。本決算発表の1月29日時点では、売上3.7兆円、OP2300億円、NP1600億円、その後1Q決算時点の4月23日に未定としていた。
中期ではOAが課題
今期は、ある程度持ち直しても、なお、通期で赤字転落リスクはあるだろう。むしろ、問題は来期である。Withコロナ時代では、テレワークにより、グローバルで、どんどんOA機器部門が悪化する。特に、稼ぎ頭の消耗品が打撃だ。