8月4日16時からWEB説明会。プレゼンは、十時氏、冒頭、ダーウィンの進化論の言葉が引用されアフターコロナ時代への対応への思いが伝わった。本決算では、通期見通しは非開示、全体で3割減益もありうるというガイダンスだったが、今回、正式に通期見通しを開示。質疑は、業績の中身や、特にCMOSセンサーに関するものが多く、あとはゲーム等。
業績はゲームが牽引、CMOSセンサー影響大
1Q決算は、売上1.97兆円、OP2284億円、法人税がプラス寄与で、NP2333億円、ゲームが増収増益で利益の過半を稼ぎ、映画も増益、エレキは減収減益赤字転落、CMOSセンサーは減収減益だが黒字。
ゲームは、巣篭り効果もあるが、3rdパーティも含めソフトも貢献、サブスクリプションモデルが効いている。音楽や映画も同じく下支え効果。エレキはTVが巣篭り効果あり、デジカメも回復早いというが、ハード中心の売切りモデルに依存しており価値は低い。
2020年度はガイダンスに近い
今回、開示された通期業績は、売上8.3兆円、OP6200億円、NP5100億円、売上横ばい、27%減益であり、ほぼガイダンス通り。ゲームは大幅増収だが、PS5導入でのSGA投資増で利益は微増、音楽、映画は、コロナ影響で減収減益、エレキは減収減益だがスマホも黒字維持前提、CMOSセンサーも減収減益、下期稼働90%弱の上、R&DやDep増。
なぜ、ゲームのビジネスモデルを学ばないのか
今回、改めて、コロナ禍で、ゲームのビジネスモデルの強さ先進性が際立った。