富士通研究所説明会(10月13日)WEB開催

富士通研究所の説明会が101313時半~15時、Web開催。プレゼンは、富士通のR&D戦略について、富士通代表取締役副社長CTOで富士通研究所会長である古田氏、デジタルトラストを実現する最先端テクノロジーについて、富士通研究所社長の原氏、また、新規発表として、デジタルアニーラによる中分子創薬に関して岩井氏から、量子コンピューティングに関し佐藤氏からプレゼンだった。

R&D戦略では、調査分析機能強化に注目

古田CTOは、富士通では、7(コンピューティング、ハイブリッドIT、データ、IoT5G、サイバーセキュリティ、AI)の重点テクノロジーに集中、それぞれ単独だけでなく、その組合せで新たな価値を想像、提供できると説明。これは特に最近の技術の本質を突いた見方だろう。

新しいテクノロジー詳細

原氏からのプレゼンは、7つの技術から、幾つかについて、説明があった。この中では、ディープツインがICML学会でも採択され、「次元の呪い」を解決する新AI理論として極めて注目できる。ハイデュラビリティラーニングは精度劣化をカバーできる実現的なものだろう。