オムロンの上期決算WEB説明会が29日16時から開催され参加した。プレゼンは、日戸CFO、質疑応答は一部、大上氏、竹田氏が対応。
上期上振れ、通期を上方修正
上期決算は売上3013億円、OP247億円、NP192億円、減収減益ながら上振れ。コロナ禍でも、マスク製造ラインや人工呼吸器、紫外線照射ロボ、5G基地局向けX線基盤検査装置など、機会を捉え、ヘルスケアでは体温計が80%増など増収増益。IABも中国回復を享受、19%増など。
通期は、上期実績を受け、売上5900→6200億円、OP300→400億円、NP165→240億円、IABとヘルスケアが上振れ。下期はなお慎重だろう。
アフターコロナのヘルスケア事業はプラットフォーマへ
今回、高く評価したいのは、ヘルスケア事業である。ゼロイベントを目指す中で、血圧計を拡大しているが、コロナ禍で、一層、遠隔診療などが進行する。