ここのところ、半導体のM&Aが再び盛り上がっているが、そこで、見えてきたのは、海外での高い評価と国内での低い評価だ。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65704660Q0A031C2TJC000/
10月27日に、AMDが、FPGAトップのザイリングスを3.6兆円で買収、2015年にFPGA大手のアルテラを買収したインテルに対抗できる。
10月29日には、マーベルが同業のインファイを1兆円で買収。また、Nビデアは、アームを4兆円以上で買収する。SKハイニクスは、インテルのNAND事業を1兆円で買収。これはキオクシアの2倍のバリエーションである。
さらに話題になったのが日本のサンケン電気傘下のアレグロ10月29日のIPOだ。時価総額4000億円程度と同時点のサンケンの5倍である。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65708370Q0A031C2DTB000/
日本の総合電機では、コングロマリットディスカウントが有名であったが、むしろ、その本質は、ジャパン・ディスカウントではないか。
キオクシア等も、いっそ、米での上場を目指してもいいかもしれない。