サンケンの決算2Qテレコンに参加、今回のポイントは、アレグロ上場のインパクト、その後の方向性であり、質問の関心もそうだった。
業績は上ブレ
2Q決算は、売上681億円、OP赤字、NPはリストラ特損27億円あり、赤字49億円。1Q時点の公表値より、デバイスのクルマ向けで9%、産機・民生で10%の上ブレ。2Qはq/qでクルマ+15%、白物+15%、同社の在庫も、中国エアコン市中在庫も通常へ。
通期計画は、売上1440億円(デバイス1255億円、パワー222億円)、OP6億円(デバイス31億円、パワー7億円、相殺消去32億円)、NP赤字70億円へ上方修正。アレグロの上場益等300億円ありそうだが、諸費用あり、織り込まず。アレグロは上場後も54%維持でデバイスOPの大半を稼ぐ構造。
アレグロ上場とGSユアサへ社会システム譲渡によるキャッシュ使途
国内非オーナー系だがM&A巧者