去る11月5日16時より、SUMCO決算説明会テレコン参加。いつも通り、橋本CEO会長から総括と市場環境について、特に今回は、基地局や5G影響、米中摩擦影響など関心が高い話題につき、独自分析紹介。決算概要は瀧井副会長、質疑は市況動向など。今回、興味深い質問で、ライバルと比べ、同社は3社合併で、プロセスの微妙な差が、多様性の強みでもあり、これがファウンドリの多様な要求に対応できるが、他方、統一でコスト下げられない弱みでもあるようだ。
決算と市況
決算3Qは売上730→716億円、OP80→66億円、NP45→34億円、台風影響のマイナスはあったが、他で挽回もあった。12φはロジック好調、メモリ回復、8φはクルマ等で軟化。スポット弱含み。ただ、90%は長契であり、影響は小さい。また、ポリッシュはやや軟化だが、エピはタイト。
4Q計画は、売上725億円、OP75億円、NP50億円。12φはロジック好調、メモリ堅調。8φもクルマ向け急回復、スポットは横ばい。メモリは在庫あり。ポリッシュは多そう。エピは不足か。
市場環境