新電元の2QWEB説明会が11月13日に開催、参加した。プレゼンは鈴木社長だが厳しい表情、TEAMSによる、初のライブ配信だが、クリヤだった。
決算動向
なお、同社は、期初、本決算では、コロナ禍により、業績見通しは非開示だったが、8月13日に、見通しを開示、11月6日に、再度、業績修正、売上、OPは上振れ、赤字縮小だが、飯能工場減損などリストラ費用14億円やグループ子会社の繰延税金資産取崩もあり、NP赤字拡大。
上期決算は売上340→353億円、OP赤字28→20億円、NP赤字37→50億円、セグメント別では、デバイスはクルマが厳しく在庫調整で赤字、電装もコロナ禍で需要低迷と操業停止が響き大幅減益、他方、その他は、通信向け堅調で黒字化。
通期は、売上750→753億円、OP赤字40→31億円、NP赤字52→72億円、ただ、上期のみの反映で下期は据え置いた上、リストラ費用も織り込んでいない部分もありようだ。
構造改革
今回のポイントは、以前から計画されていた老朽化した飯能工場から、朝霞事業所へ開発機能を集約、この効果が大きそうだ。