日経平均株価が、コロナ禍にもかかわらず、2020年末にバブル崩壊後に最高値を更新したことが話題になっている。ドル建て日経平均では、12月18日に、バブル崩壊後どころか、バブル期ピークの272$まで、あと一歩の260$となった。
ドル建て日経平均、最高値が視野 一時260ドル台 :日本経済新聞 (nikkei.com)
もちろん、これは、金融緩和政策の中で、日銀ETF買いであり、バブルだとは考えている。また、時価総額で見ると、ピークは1989年12月の611兆円だが、2015年5月には620兆円とピーク更新、その後のピークは、2018年1月の710兆円である。ちなみに日本のGDPは500兆円前後で横ばいだ。
とはいえ、株価は、先を読むと、言われており、バブルだとしても、これは、何を意味しているのだろうか。これを40年前の1989年頃、丁度、昭和から平成の頃を振り返りつつ考えたい。
日本の85-89年
日本に失望した米と世界の投資家
中国への失望と日本の期待