果せるかな、コロナ感染の第三波は、厳しいものとなっており、都知事は、緊急事態宣言を政府に要請したという。既に、医療崩壊が間近だという。この間の医療関係者の努力には頭が下がるが、問題は行政のように思う。
多くの専門家も指摘していたように、秋冬の感染状況は、コロナ感染が低温低湿では、強くなるため、厳しくなることは分かっていたはずだ。特に1-2月は入試などもある。なぜ、夏頃あるいは9-10月頃に、対策を講じなかったのか。準備期間は半年と十分あった筈だ。春先は、準備期間もなく、コロナの正体も不明でやむを得ず、むしろ日本の対応は良かった方だろう。
しかし、患者が一桁以上多く、かつ医療制度も十分でない海外でできていることが、医療先進国という日本で、なぜ、すぐ医療崩壊になり、できていないのか。さらに、ワクチンも、欧米や中国、インドでも、接種開始が、日本ではまだなのか。
MOTでは、秋冬の感染拡大を予期し、対応可能な7-10月に、ハイブリッド講義を可能にし、入試もZOOMによる面接体制を確立した。