マグナ・シュタイヤ社は自動車ODM有力

自動車ODMでマグナ・シュタイヤ社が注目されているようだ。マグナ・シュタイヤは、自動車部品大手のマグナ・インターナショナル社の子会社である。

マグナ・インターナショナルのアニュアルレポートによると、シュタイヤは、ビークル部門を構成しており、全社の売上の17%を占め、EBIT率は2%であり、全社のEBIT率の6%より低い。

 

マグナ・インターナショナル全社は、売上4兆円強、OPM6%EBIT6%である。原価率86%(材料費62%、労務費7%、人件費17%)GP14%SGA4%DEP4%であり、日本同様、収益性が高いとは言えない。セグメント別では、ボディ外装・構造が42%、パワービジョン29%、シートシステム14%となり、EBIT率は、順に、8%7%6%、である。顧客はGM15%BMW14%、フォード13%、フィアット13%、ダイムラー12%、ボルボ10%、中国計で5%である。