PWR原発配管トラブルと血管

フクシマ3.11や東電トラブルが話題になり、見過ごされがちだが、関西電力でもトラブルが相次いでいるようだ。

 原発配管に予期せぬ亀裂 再稼働見通し険しく :日本経済新聞 (nikkei.com)

記事にもあるように、東電のBWRは、構造上、素人が見ても、信頼性が大変そうなことは解るが、関西電力のPWRは、原潜にも使用され、安全性は高いとされてきただけに心配だ。

トラブルは、配管の応力腐食割れによる亀裂だが、原発は配管の塊であり、長期間、熱い水蒸気を通すのだから、曲がりくねった溶接部など大変だろう。

 

原子炉の配管は、心臓と血管の関係にも似ている。私の血管は、長年の不摂生で、血がドロドロ、脆くなり、数年前に、ステント手術をした。まさに、原発も同様であり、もちろん、コレストロールなどはないが、高温の水蒸気や、ある程度の異物もあるだろう。