オムロンの決算説明会がオンラインで開催、山田社長より、決算と長期ビジョンVG2020振り返りと次期長期ビジョンの方向性などプレゼン後、質疑は大上氏、竹田氏など。今回、長期ビジョンに関連して、2011年度と2020年度の経営比較が分かり易く、進化が明らかだった。
業績
2020年度業績は売上6555億円、OP625億円、NP433億円、全セグメントで上ブレ、鉄道向けが苦戦のSSB以外は増益。IABは4Q中華圏回復大、GP率も過去最高の45.5%。
2021年度は売上7000億円、OP700億円、NP480億円、ROIC8%強。全セグメントで増収増益へ。IABは、自動車はEV、デジタルでは半導体、食品等では脱プラスチック、HCBでは血圧計と遠隔診療を強化。半導体不足はある程度織り込み、慎重なようだ。
長期ビジョンの方向性