ニコン決算に垣間見えたイノベーション~コンポーネント事業

ニコン決算及び中計進捗報告のオンライン説明会が13日に開催、また21日にCEO/CFOとのスモールテレコンがあり、共に参加、質問もした。質問では、新たなセグメントとなったコンポーネント事業関連が多く、実際に注目される。

業績は上振れ

 業績は売上45004512億円、OP赤字650562億円、NP420344億円と、いずれも上振れ、映像が改善、精機は研修ずれ下振れ。FCF229億円の黒字。リストラ一時費用556億円除けば、実態赤字は100億円程度。

 今期は売上5100億円、OP200億円、NP160億円、全セグメントで増収増益。精機では、北米向けが期待、FPDは底打ち、映像も損益1500億円を達成。

今回から、産業機器その他セグメントから、デジタルソリューション事業部、カスタムプロダクツ事業部、ガラス事業室が新セグメントであるコンポーネント事業に移管、売上350億円、OP80億円と増収増益。産業機器その他も、売上350億円、OP30億円で増収増益。

 

新セグメントのコンポーネント