去る5月11日のSUMCO決算説明会テレコン参加。いつも通り、橋本CEO会長から総括と市場環境について、今回も、注目の半導体市況について、独自分析紹介。質疑は市況動向に加え、契約動向など。
決算と市況
業績は1Qなのでまだこれからだが、好調。市況は強い。12φは、ロジックは好調で供給不足、メモリはDRAM回復で適正在庫。8φは車載や民生がタイト。長契は維持、スポットも横ばい。2Qに向けては、12φはロジックが更に逼迫、DRAMに続き、NANDも回復、8φは車載、民生に続き、産機も回復。価格は12φロジック値上げへ。中長期は、今50~60%の値上げで、グリーンフィールド対応しかない。
生産動向だが、8φはキャパの570万枚/月超え続く。在庫消化や中国の動向は不明。12φは、キャパ720~730万枚だが、フル。ロジック向けが増えるとまだ余裕のあるプライムを食いエピになるので、タイト感が増すだろう。PCやゲームも強い。12φの顧客在庫は3か月切り、メモリはまだ余裕あり。
ロジックは微細化を性能アップ、DRAMは微細化限界
応用別は、クラウドで、ロジックとDRAM