去る5月12日に、決算および中計の説明会がオンラインで開催、参加した。プレゼンは、上田社長、資料はいつも通り、詳細。質疑は業績もさることながら、中計に関しても、長年フォローしているアナリスト(全セクターで、精密と製造装置、化学のレベルが高い)から、レベルの高い専門的な議論が多かった。
業績は過去最高
2020年度は売上3935億円、OP497億円(12.6%)、NP361億円、いずれも過去最高を達成。セグメント別には、主力の計測がコロナ検査関連も好調、アフターメンテも着実に伸び、増収増益、売上2486億円、OP425億円(17.1%)、半導体好況もありTMP貢献で産業も増収増益、他方、医用や航空は減収減益。
2021年度は売上4000億円、OP500億円、NP370億円、と増収増益ながら慎重か。セグメント別には、医用以外は増益。計測はカーボンニュートラルなど政策関連の新規需要を取り込み。
中計は2022年度をアップデート
経営議論