去る5月28日に、東芝テックの説明会がオンラインで開催され、視聴した。錦織氏は、昨年6月に、社長就任、テックのIR説明会は、初登場だが、いつも通り、IT屋らしいプレゼン、他に、リテールソリューション(以下、RS)担当の内山専務、ワークプレイスソリューション(以下、WS)担当の江口常務、CFOの井上常務。質疑は、マスコミも合同で数名から多数だが、マイクが敏感で、声が反響、紙を触る音が大きく、聞き取り辛かった。
流通業界のグローバルトップのソリューションパートナー
錦織社長のメッセージは、①2020年度上期赤字から構造改革の、下期は成果も出た、②ハードと保守から流通業界のグローバルトップのソリューションパートナー、具体的に30程度のPOCもあり、リテール業界のためのプラットフォーマを目指す、③プラットフォーマ「ELERA」構築、パートナーと連携し成長のため資金投入、を行う。
業績と中計
2020年度は売上4057億円、OP83億円、NP71億円。
2021年度は、売上4200億円、OP2100億円、NP110億円、ROIC10%以上、約1100人の削減による固定費90億円削減も奏功。
中計の2023年度は、売上4400億円、OP290億円(6.6%)、NP170億円、ROIC13%以上。
取り組みでは、ショールームが先進ソリューションラボで実績
RSの戦略
WSの戦略
東芝グループでのテックは、ソニーにおけるSCEの位置づけ、DX会社として変貌し、東芝も変える