日本電子(JEOL)の決算説明会(5月28日開催)

去る528日に決算説明会が開催、オンラインで視聴した。プレゼンに先立ち、挨拶が栗原会長、プレゼンが大井社長。70年目の転進の中で、業績好調、武蔵村山の新工場建設、リガクとの提携、IDESM&A等、攻めの布石も。

業績は今期最高益更新

 2020年度は受注1226億円、受注残606億円と過去最高の中で、売上1104億円、OP52億円、NP37億円と減収減益ながら上ブレ。一部、理化学で期ズレ。特損は2社の新連結でノレン償却等。

 2021年度は受注1300億円、受注残643億円、売上1265億円、OP83億円、RP85億円、NP64億円と最高益更新、全セグメントで増収増益、理化学は売上801億円、OP32億円、産機は売上288億円、OP90億円、医用は売上176億円、OP9億円、全社消去費用48億円であり、産機は全OP7割近く、OP31%である。為替前提が105/$であり、為替感応度が1円円高で3億円なので、110/$であれば、RP100億円となり、中計通りとなる。

 

セグメント別