米中摩擦は続くだろうが、2030年までに、中国のGDPは米を抜くだろうし、科学技術重視姿勢は無視できない。
さらに、日本としては、50年前の「ニクソンショック」、すなわち、冷戦時代のさなか、米ニクソン大統領が、敵対関係にあったはずの中国への電撃的訪問を発表した、1971年7月15日を忘れるわけにはいかない。米だけに操を立てていても、梯子を外されるリスクもあり、強かな対応が重要だ。
そこで、というわけでもないが、半導体関連、材料や装置も含め、中国の現状、逆に、材料や装置で、日本が優位な背景、今後、どの辺りが競争力を高めてくるかを考察した。
中国が健闘している分野~すでにファブレスでは圧倒、ファウンドリも日本より上
半導体周辺産業での日中差の背景
日本が周辺産業で優位な理由
中国が競争優位な分野
材料でもMIの影響