ついに、オリパラが始まった。ワクチン接種も遅れ、新型コロナ感染拡大、医療逼迫、緊急事態宣言下、さらに熱海等で災害がある中で、不思議な感覚だ。もう「緊急事態」も、マンネリになって、オオカミ少年の嘘つき話を思い出すが、実際には、感染は拡大している。両利きの経営というが、この1年、アクセルとブレーキを同時に踏み、オリンピックでお祭りぽい感じと緊急事態宣言で閉店や医療逼迫の両利き、本音と建前の両利きで、感覚がおかしくなりそうだ。TVでは、尾身会長や一部政治家が悲観的に厳しい話をするが、医師会会長自ら、政治家や厚労省職員が酒も含め会食、一般大衆は混乱するばかりだ。もしかしたら、ワクチン接種が一段落するまで、延期するか、中止するかと思ったが、IOCの面々どころか、WHO事務総長まで来日、迎賓館で歓迎会も驚いた。食事や酒は無かったというが、これも怪しい。一度、決まったら、狭いムラ社会の忖度と気配りで、変えられない、文化に驚く。
昔、祖父に先の大戦等のことを聞いたことがある。