日清紡HDの上期決算説明会が8月5日13時からWEB開催。顔が見え、資料も分かり易かった。プレゼンは、決算動向が村上社長、無線通信の取り組みについて小洗JRC社長、質疑はNJR小倉会長他、無線通信、デバイス、ブレーキの各分野とバランスよかった。
業績は1Q時点で既に上方修正、今回は一部入りくり
上期決算は全般的に好調、売上26141億円、OP194億円、NP171億円。無線通信等コロナ禍への耐性がある事業が堅調、半導体市況回復もあるが、原価低減や値戻し等のレジリエンス強化も奏功。
通期は既に1Q時点(5月13日)に上方修正、売上5040→5100億円、OP68→100億円であり、全体は不変だが、半導体のマイクロデバイス部門が更に上方修正、OP11→15→30億円、逆に、繊維がOP15→12→赤字3億円となった。
無線通信の成長
今回も、無線通信の取り組みが紹介され、防災ソリューションでは、気候変動と災害に関連する種々の技術が紹介、マリンシステムでは、自律走行に関して説明があった。