先に、ニクソンショック50周年の話を書いたが、これは、1971年7月15日のニクソン訪中宣言の話である。
中国が強そうな半導体関連業種~ニクソンショック50周年 - 若林秀樹アナリスト (circle-cross.com)
これは、第一次ニクソンショックと言われ、むしろ、第二次ニクソンショックの8月15日のドル・ショックの方が有名で、日経新聞などでも、こちらを取り上げている。
ドル・ショックの原因は、長期化したベトナム戦争の戦費ともいわれる。ベトナム戦争は、1955年から1975年まで20年だが、1969年に大統領に就任したニクソンが長期化を避け、ベトナムの背景にある中国との接近を目論んだとされる。
今回のアフガン撤退は、ベトナムと似ており、タリバン進行を始め、20年だが、米が非対称戦に弱く、ベトナム戦争の教訓が生かされていないようにも、素人ながら思う。今回も、バイデンが最終決断をしたのなら、ニクソンの決断のデジャブだ。