公的R&Dは組合せを重視せよ~DAAE思想

NEDOや産総研あるいは大学等の公的研究テーマを見て感じることだが、各テーマ、要素技術の深堀り、更なる深化深化で、周囲が見えないようなサイロに入っているようなケースが多いように思う。

研究者の深堀り横ぐし

 個々の研究者でも、狭い分野に深堀りしているが、近傍でも、ちょっと外れると、関心が薄く、見識がずれている場合が多い。研究者の中には、40代後半や50代以降にテーマを変える場合も多いが、その多くが、社会システム的な、いきなり、フワフワした分野に跳んでしまう傾向もある。海外の研究者は、20代や30代から、どんどん、境界領域に参入し、そこでも偉大な実績を残す場合も多いが、日本は、それを良しとしない風潮もあるように思う。

 

組合わせや再利用、迂回型