DX時代は時間のセコイ有効活用を

世界の常識になりつつあるが、日本の大きな問題点は、ノロマ、である。すなわち、対応が鈍く、時間をかけることを美徳とし、先送りをすることである。

 

 

 もし、世界で一番休日が多い日本が1年をつめて11ヶ月として回せば10年なら11年分位になり、頑張れは10%増の業績が可能だし、1日を詰めれば、同様の成果が得られる。特に通常1時間が基本単位となっている会議を、1人が1分で話して沈黙の見合い時間を無くせば、30分いや20分で回せ、かなりの回転数アップになる。資産回転率ならぬ人財回転率を上げれば、売上も増える。役所に関しては、官僚は数年で回転していくが、その中に回転しない層や、関連する業界団体や学会その他公益法人が、律速になっている場合もある。DXもいいが、日本が変わらぬ根っこは、こうした、OSのクロックの遅さだ。