R&Dプロジェクトアーキテクチャ

企業でも国家でも、大規模なR&Dのプロジェクトの場合は、チームあるいは、参加企業毎に、5とか10とかに分割して、ステージゲートを設けて、推進する仕組みが多いだろう。

そして、それぞれのチームや参加企業毎に、それぞれの成功確率を60%とか、80%とか設定して、それに基づいて、ステージゲート毎で、どうするかを判断する。

 

仮に、10のプロジェクトに完全分割された場合に、それぞれの成功確率が、80%なら、全体の確率は80%の10乗であり、10%程度になってしまう。当然ながら、ボトルネックになるテーマがあり、その確率が低いなら、複数の異なるアプローチをとるなど並列にして成功確率を上げようとするだろうし、ステージゲートを工夫、あるいはリアルオプションモデルなどの知見もいるかもしれない。