1月6日に、経産省の産構審で「デジタル日本列島改造論」ならぬ「デジタル日本改造」を打ち出した。配布説明資料の5Pに、50周年の日本列島改造論との比較で紹介されている。さすがにデジタル日本列島改造というと角栄色が強いので、デジタル日本改造と称しているが内容は、これまで主張、紹介してきた内容と同様である。第2回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会（METI/経済産業省）
日経も取り上げている。デジタル軸にインフラ整備 政府が新たな工程表策定へ: 日本経済新聞 (nikkei.com)
岸田総理が掲げたデジタル田園都市構想の中身を、埋めていく感じだが、かねてから、デジタル日本列島改造論で主張してきた三位一体(基地局データセンタ、スマグリ蓄電池、MaaS等の交通物流網)が紹介され、更に、そのインフラの上で、防災デジタルツインや遠隔医療教育等も出てこよう。
既に、打ち出されている、半導体デジタルやデジタルインフラ以外に登場する政策が明らかになるにつれ、デジタル日本改造＝田園都市構想になるが、これらはあくまで政策であり、半導体デジタルは、企業側の経営戦略や、国家安全保障やサプライチェーンにも関連する。